こんにちは。
本日は岡山県瀬戸内市の工場にて太陽光発電のキュービクル工事にかかわる現地調査をおこなってきました。
今ある太陽光発電を売電型から自家消費型にするには、キュービクルの改造工事が必要になります。
今回の記事では、売電の太陽光発電システムから自家消費型へ検討する工場オーナーさんに、自家消費型にするための工事と現地調査の様子をお伝えいたします。
太陽光発電システムを自家消費型にするために必要なキュービクルの工事を簡単にお伝えします
売電向けに設置された太陽光発電システムは売電仕様なので、自社で電気を使えるように今ある設備を改造して、自家消費できる太陽光発電にする電気工事です。
売電時に取り付けているパワーコンディショナーは、太陽光発電の直流電力を、家庭やビルなどで使用できる交流電力に変換する機器になり、そのままでは電圧が大きすぎるため売電から自家消に変更するためにキュービクルの改造工事が必要です。
▼自家消費型に必要な工事
電気使用量を監視装置に送るためのマルチメーターの取り付け
高電圧の交流回路を低電圧に変換するVT(計器用変圧器)の取り付け
太陽光発電の電流値を計測する太陽光CT(カレントトランスフォーマー)の取り付け
太陽光発電の零相電圧を検出するZPD(零相電圧検出装置)の取り付け
地絡事故での回路保護を目的としたOVGR(地絡過電圧継電器)の取り付け
太陽光発電の逆潮流を防止するRPR(逆電力継電器)の取り付け
太陽光発電用のブレーカーを増設
太陽光発電工事の現地調査に伺いました
現地に伺いLBS(負荷開閉器)の確認をいたしました。
既存のブレーカーを現地で確認した様子。
既存ブレーカーの空きスペースを確認しました。
太陽光発電のキュービクル改造は、後のメンテナンスを考えて主任技術者と相談して設置
売電型の太陽光発電から自家消費型にキュービクルを改造するには、主任技術者さんと後々のメンテナンスを含めて調整しながら設置場所を決めていきます。
他にも、RPR(逆電力継電器)とOVGR(地絡過電圧継電器)についても、それぞれ個別の機器を取り付ける場合もあれば、RPR・OVGR・バックアップ電源が一体型になった保護継電器の取り付けを検討するなど、状況によって変わってきます。
主任技術者さんによっては目視点検も考えて、ZPDの端子台はキュービクルの表面に出ていた方がメンテナンスしやすい、後々の拡張性も考えてキュービクルを設計しておきたいなどあるため事前の打ち合わせは欠かせません。
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