こんにちは。
ミヨシ電工は、岡山県瀬戸内市を中心に、住宅や工場の電気設備工事、更新工事や工場設備メンテナンスなど、幅広い電気工事サービスを提供しております。
近年、太陽光発電システムの普及に伴い、古くなったPCS(パワーコンディショナ)からLBS(高圧交流負荷開閉器)への更新工事のご依頼が増えています。
高圧交流負荷開閉器への更新は、単に古くなった機器を交換するだけではありません。太陽光発電システム全体の安全と安定性を向上させ、長く安心して発電を続けるために必要な更新工事です。
LBS(高圧交流負荷開閉器)とは?
高圧交流負荷開閉器は、高圧受電設備において、変圧器や進相コンデンサーなどの一次側に設置される高圧開閉器のことです。
主に300kVA以下の需要家で使用されますが、それ以上でも使用することもできます。
▼高圧交流負荷開閉器(LBS)における負荷の開閉
変圧器や進相コンデンサーなどの負荷を、手動または遠隔操作で開閉することができます。
高圧交流負荷開閉器は、高圧受電設備における負荷の開閉を行う重要な役割を果たします。
高圧交流負荷開閉器における負荷開閉を行う際には、安全面に十分注意し、適切な方法で行う必要があります。
▼短絡遮断
雷害や地絡故障などによる短絡が発生した場合、素早く遮断することができます。
▼過負荷保護
過負荷が発生した場合、自動的に遮断することができます。
▼地絡保護
地絡が発生した場合、自動的に遮断することができます
なぜLBS(高圧交流負荷開閉器)への更新が必要なの?
▼アーク障害の防止
パワーコンディショナは、経年劣化や雷害、地絡故障などにより、アーク障害と呼ばれる火花放電が発生する可能性があります。
アーク障害は、重大事故や火災につながる危険性があり、早急な対策が必要です。
高圧交流負荷開閉器は、パワーコンディショナよりもアーク障害が発生しにくく、感度も高いため、雷害や地絡故障などのリスクを低減できます。
さらに、高圧交流負荷開閉器はアーク障害発生時に素早く遮断できるため、被害を最小限に抑えることができます。
▼二重遮断体制による確実な安全性の向上
高圧交流負荷開閉器は、従来のパワーコンディショナとは異なり、二重遮断体制を採用しています。
二重遮断体制とは、2つの遮断器を組み合わせることで、より安全性の高い遮断機能を実現する仕組みです。
高圧交流負荷開閉器とCB(遮断器)をそれぞれ異なる場所に設置し、それぞれ独立した操作機構と保護装置を備えることで、故障遮断の確実性向上の効果が得られます。
▼過負荷保護や過熱保護などの最新の安全機能が搭載
近年、高圧交流負荷開閉器には、より高度な安全機能が搭載されています。これらの最新機能は、従来の過負荷保護や過熱保護に加え、更なる安全性を追求したものです。
絶縁抵抗監視機能
定期的に絶縁抵抗を監視し、異常を検知するとアラームを発報します。
地絡検知機能
地絡が発生すると素早く検知し、遮断します。
過電流保護機能
過電流が発生すると素早く遮断し、機器を保護します。
高圧交流負荷開閉器は、電気工事士の資格を持った者が設置する必要があります。
高圧交流負荷開閉器について、さらに詳しく知りたい場合は、ミヨシ電工にお問い合わせください。
創業30年を超える実績と豊富な経験で、あらゆる電気工事に対応
ミヨシ電工は、岡山県に拠点を置き、30年以上にわたり、工場を中心に店舗、オフィス、住宅など、幅広い電気工事を手掛けてきた実績と信頼がございます。熟練の電気工事士が、お客様のニーズに丁寧にヒアリングを行い、最適なプランをご提案いたします。どんなに難しい現場でも諦めず、最後まで責任を持って施工いたしますので、安心してご依頼ください。
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