こんにちは。
今回の電気工事は「照明工事」について
照明工事や配線工事をするとき、多くの方が「電源はどこから取るのか」や「配線は隠せるのか」「仕上がりはきれいになるのか」と不安を口にされます。
この記事では、配線工事や電源の設置ならではの現地調査の大切さ、梁で塞がれたルートを職人の工夫で隠蔽配線に仕上げた実例、さらに見えない天井裏の配線や器具の並びまで気を配る姿勢をご紹介しています。
現地調査によってお客様の不安を安心に変える照明配線工事
照明の増設や改修を検討するときに多くのお客様は「仕上がりはどうなりますか」というご質問をされます。
工事前はどう仕上がるのかイメージがつかないので不安になるのは自然なことなので、そうした不安を少しでも減らすためにまず現地調査を丁寧におこないます。
使用できる分電盤や回路の状態を確認して、容量が無理しない回路で電源の取り方を考えます。
さらに天井裏や壁の中を調べて、できるだけ隠蔽配線で進められるように段取りを立てますが、この段階でお客様と会話をし疑問を一つずつ解消して安心して任せてもらえるよう意識しています。
一つずつ工程の流れや方法を確認しながら進めることで安心できる工事工程
工事が始まったら、天井裏や壁内のルートを探ってから新しい照明やスイッチに向けて配線を通していきますが、このとき露出配線にならないように既存の点検口や器具の穴をできるだけ使って配線します。
配線後に器具を取り付けてからは電圧や絶縁を測定してから点灯試験を行います。
工程ごとに説明をしながら作業を進めていくようにし、途中で配線のルートを変えたり一時的に電気を消す必要があるときには必ずお客様に確認を取ります。
こうしたやり取りを重ねることで「仕上がりがイメージしていたものとちがうな」という不安をなくすことができ、お客様のイメージ通りに納得して工事の進捗を見てもらえます。
梁を越えるための職人の通線時の工夫で想像以上の納得のいく仕上がりなる
事務所等のの増設工事の場合、天井裏のルートがコンクリートの梁で塞がれていることが多々あります。
このようなとき「露出配線でカバーを付けるしかないのですか？」と心配される方が多く、見た目や余計な穴があくのではと気にして嫌だと感じられることが多いです。
なのでなるべく要望に応えれるよう既存の照明器具の開口を使い、特別に加工した通線工具を駆使して梁のわずかな隙間から配線を通していきます。
結果として全ての配線を隠蔽できて新しい穴をあけなくて済みます。
工事後には「配線が見えずにすっきりした」や「新しい穴を開けなくて済んで安心した」と言っていただけることも多く、大きな不安を抱かれていた部分を取り除くことで納得のいくイメージに仕上げることができます。
配線の不安が消えて思い描いた通りの仕上がりを実感できる照明工事
照明工事は点灯するかどうかだけではなく、工事の過程も安心してもらえるようにします。
将来の点検や手直しも考えて、配線をきつく曲げたり押し込んだりせず、少し余裕を持たせて通すようにしており数年後に不具合が出るのではないかという不安をあらかじめ防ぐことができます。
さらに仕上がりの見た目にも気を配るようにしていて、できる限り隠蔽配線にすることで「配線が飛び出て見苦しくなるのでは」と心配される方の思いを取り除きます。
完成したときに「思った通りに仕上がった」や「想像以上にきれい」と感じてもらえるよう、仕上がりの細かいところまで意識しています。
照明工事は不安を安心に変え、納得の仕上がりを届けるための大切な仕事です。
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