こんにちは。
今回の電気工事は「樋門(ひもん)電動化工事」について
本日は岡山県瀬戸内市の田んぼにて、樋門の電動化工事のため現地調査に伺いました。
田んぼと聞くと電気工事とは無縁の場所という感じもしますが、田んぼのある多くの地域では用水路があり、水の流れを閉じたり開いたりするための樋門が設置されています。
今回の電気ブログは樋門の管理などをおこなう方に向けて、樋門の電動化工事について現場の雰囲気を交えて紹介いたします。
現地調査で樋門の側まで電力を引き込むために電柱の設置を検討します
今回は2か所、近くの電柱から6mの架線工事と
25mの電気を引き込む架線工事をおこないます。
線状降水帯が増え続けている今だからこそ、樋門の電動化が求められる
樋門を管理する方からすると当たり前のような話ですが、雨水の逆流を防ぐため樋門を開閉する状況というのは、水害が予想されたタイミングでの話で、天候といえばかなり危険な状況だという点です。
水害が考えられる悪天候で、樋門を閉じるために危険な場所に行かざる得ない状況というのは、「できるだけ早くその場から立ち去りたい」と感じてもおかしくない状況かと思います。
ただ、河川から雨水が逆流しないようにするには、人が現場で操作をする必要があり、樋門のハンドルを回して閉じないといけないため、危険を感じながらも現場へと向かう流れになります。
樋門が電動であれば操作しながらも自分の身の危険に気を配ることも、可能な限り短い時間でその場から離れることもできるため、線状降水帯が増えている今、水害時のことを考えて樋門の電動化が急がれています。
線状降水帯などの水量の変化が激しい場合には、人の手による樋門の開閉は間に合わない
もともと雨量の多い地域では樋門の電動化の流れが進んでおこなわれているようですが、気候の変化により線状降水帯などのゲリラ豪雨がいつ起きてもおかしくない状況になってきています。
特に現場で操作する人の手が高齢化を迎えている場合には、従来のやり方から安全性を確保しながらも、長期的な計画で樋門の電動化の見通しを立てるのが重要になっています。
樋門のハンドルをとにかく閉まるまで回し続ける、腕と全身を使っての手動作業
樋門の開閉はやり慣れた方は強く共感いただけますが、ハンドルを回すだけの単純作業ですが、樋門が閉まるまでひたすら腕と全身を使って回し続ける肉体労働です。
小さな樋門でも1分から2分回し続けるため、実際に作業される方は回しながら「電動にならんもんかね、ハンドルをただ回すだけといっても体の負担は感じる」と考えた方も決して少ないわけではないと思います。
災害への予算は限りある中でやり繰りする必要はありますが、樋門の電動化設置も低コストで電動化できる電気工事も増えているため、水害の議題があがった際には一度検討いただけると良いかと思います。
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