こんにちは。
工場電気工事・省エネ工事を手掛ける岡山県瀬戸内市のミヨシ電工です。
今年の夏は、暑いですね!
さすがに今年はエアコンが欠かせなくなっていますが、
このエアコンを稼働させる電気は、どのようにやってくるのでしょうか?
発電所で電気がつくられるのはご存知だと思いますが、その途中はあまりよく分かりません。
そこで今回は、発電所でつくられた電気がどうやってご家庭に運ばれるのか、簡単にご説明してきましょう!
電気の旅のスタートは、電気をつくる発電所です。
発電所では数千V(ボルト)~2万Vの電圧の電気がつくられます。
このままの電圧だと送電ロスが生じるため、50万ボルト~27万5千ボルトという高い電圧にして送り出します。
するとまずは超高圧変電所で、15万4000Vまで変電します。その後、1次変電所で6万6000Vにまで下げられます。
6万6000V~15万4000Vに変電された電気の一部は鉄道会社や大規模工場に送られて、各企業内の変電設備で必要な電圧に落とされます。
1次変電所からの残りは中間変電所に送られ、さらに低い2万2000Vに変電されます。
次に配電変電所へ送られ、6600Vに変電されます。
この間の電圧では、大・中規模の工場やビルなどの大きな施設へ電力が供給されます。
配電変電所を経た電圧(6600V)になってようやく、街中の電線にも配電されます。
6600Vになった電気は電柱の上にある柱上変圧器(トランス)で100Vまたは200Vに変圧され、引込線から各家庭へと送られます。
このようにご家庭に届くまでにいくつもの変電所を経由して変電を繰り返し、徐々に電圧を下げることで送電ロスを防いでいます。
とても長い距離を、送電ロスを最小に抑えながら到着する電気。
この夏の電力も、ぜひ有効に使いたいものですね!
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