こんにちは。
今回の電気工事は「地域に密着する電気屋のサポート」について
私たちのような電気屋さんは「電気で何かあったときに困った問題を解決できる心強い味方」のイメージを持つ方も多いように感じます。
現実には、できる限り迅速に解決するためサポートさせていただくのですが、物理的にも現実的に厳しい場合があります。
困っている設備担当さんの味方でありたいからこそ、私たちにご相談いただければと常日頃から願っています。
使用する製造機器の時間が重なったタイミングでブレーカーが落ちる
増設するたびに計算して負荷分散するのは面倒、とりあえず稼働させた結果、使用する製造機器の時間が重なったタイミングでブレーカーが落ちるというお話です。
分電盤のメインブレーカーが60Aなので「上下または左右の分岐ブレーカーで60A使える」60A以上流れると自動的に漏電ブレーカーが落ちるという説明を受けていました。
頭にあっても、増設するたびにバランスを考えて設置するのは面倒、取り急ぎ稼働できればOKとのことで増設を繰り返してきました。
今回も「大丈夫かな?」と恐る恐る増設してみたものの、製造機器の稼働が重なったタイミングで、工場コンセントの分岐ブレーカーが落ちる。
なんとなくのバランスで負荷を分散していたので、当然と言えるパターンが多いかと思います。
分電盤のバランスを調整することでブレーカー落ちを回避したいが…
連絡を受けて確認すると、これまでとりあえずの稼働で進めてきたため、極端に偏った状態というケースも多くあります。
負荷のバランスを合わせるために、電流を測定して負荷の偏りを確認しながら、各相の配線を入れ替えるという方法もあります。
規模によっては、回路に接続されている機器の容量の全体を知る必要があるため、容量調査をご依頼いただく場合もございます。
バランスが悪くブレーカーが切れてしまうといった現象も起こらなくなるので、工場のレイアウト変更や新しい増設のたびにご相談いただけると幅広くサポートできますが、工場を稼働させる視点から見るとスケジュールを調整して生産の稼働を進めるというのも手間で面倒なんだと感じています。
分電盤の負荷を均一にすることで解消できる場合もあれば、バランス調整で解決しない場合もある
分電盤の負荷バランスを調整することでブレーカートリップを解消できる場合もありますが、そもそも変圧器の容量自体が不足している場合には根本的な解決が必要になります。
変圧器の変更まで、稼働する機器の時間をずらして応急処置で再稼働することはできても、何かの拍子に生産が止まってしまうとの連絡を受けることも少なくありません。
生産がたびたび止まる状況が続けば、次第に従業員からも厳しい目で見られてしまう姿は、電気屋さんとしてかなり心苦しくなります。
設備担当さんの味方でありたいからこそ、導入する際には相談してほしい!
電気工事で何かあったときに心強い私たちですが、できれば何かある前にお手伝いしたいとの想いが強くあります。
お困りの状況で、できる限り迅速に問題を解決するためサポートさせていただくのですが、物理的にも現実的に厳しい場合があります。
手間で面倒だと感じつつも、バランスが悪くブレーカーが切れてしまう、変圧容量の不足で生産が止まってしまうという状況を未然に防ぐことができるからこそ、私たち電気屋さんにご相談いただければと強く願っています。
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