新しいリサイクル処理場の電力用ケーブルを架空配線

こんにちは。

今回の電気工事は「メッセンジャーワイヤーと架空配線の入線工事」について




岡山県岡山市の北区にて、リサイクル用機械の新設に伴い新しい処理場が完成したので「架空配線」の電気工事を行ってきました。


架空配線なので高所作業車を入れて3人での連携作業になります。


本日以降の電気工事は、新しく建設した処理場にリサイクル用ラインを設置、電力用ケーブルを分電盤に結線後は各モーターへの配線工事をおこなっていきます。


別記事で紹介するので楽しみにお待ちください。



新しいリサイクル処理場の鉄骨壁面に留め付け金具で支持を取る



新しいリサイクル処理場の鉄骨が建ったので、メッセンジャーワイヤーを張るための留め付け金具位置を確認した時の写真です。


既存の処理場から、敷地内の道路を横切る形で、向かいの新しい処理場に電力用ケーブルを入線します。


リサイクル処理場は屋外になるため、メッセンジャーワイヤーに掛かる張力と風圧荷重を計算して、ワイヤーの選定と設置場所を検討していきます。


最終的には架空配線のルートを考えて電気主任さんと相談しながら、赤丸印の箇所からひとつ隣りの大梁に留め付け金具を設置することになりました。



メッセンジャーワイヤーにターンバックルを引っ掛け、鉄骨の留め付け金具に取り付け



いよいよ、新しいリサイクル処理場の折板屋根工事が完成したので、メッセンジャーワイヤーの工事を進めていきます。


巻付グリップにメッセンジャーワイヤーをグリグリと巻きつけますが、ワイヤーも太さがあるので割と力仕事です。


巻くだけ作業ですが、握った手袋がワイヤーに挟まったりするのでちょっとした慣れも必要です。


いよいよ、メッセンジャーワイヤーにターンバックルを引っ掛け、鉄骨の留め付け金具に取り付けていきます。


向かいのリサイクル処理場にも同じように、ターンバックルを取り付け吊線工事の完成です。



入線作業は体力勝負で全身の力を使って引いて押しての繰り返し作業



ここからは、既存のリサイクル処理場から新しく建てた処理場まで、電力ケーブルの入線作業をおこなっていきます。


先に張ったメッセンジャーワイヤーに滑車を取り付け、同時に入線用のロープを通していきます。


ロープの先に構内用の電力ケーブルを繋げ、配線工事で恒例の掛け声での入線作業で仮張りを進めていきます。


3人で掛け声しながら、重たいロープを引いて、メッセンジャーワイヤーの高所作業では電力ケーブルを押し、ケーブルドラムを回す連携作業になります。


入線作業は体力勝負で全身の力を使って引いて押しての繰り返し作業、終盤に差し掛かると腕もパンパンになりながらの作業です。


仮張りでは電力ケーブルに緊張感がなく垂れている状態のためケーブルハンガーで固定、負荷を分散させるために等間隔で計測しながら作業を進めます。


入線が終わりケーブルハンガーで電力ケーブルをしっかり張れたら、メッセンジャーワイヤーから滑車を外して架空配線の完成です。



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