こんにちは。
今回の電気工事のブログは「リサイクル処理場の倉庫照明工事」について
岡山県岡山市の北区にて、排出された産業廃棄物を再利用してリサイクルする処理場の屋根に高天井用照明の工事をおこないました。
ここまで来るとリサイクル処理場での電気工事もいよいよ完成間近といった感じになります。
電気工事の現場ブログを書いていると毎回感じることですが、工事そのものの完成はオーナー様に喜んでいただき嬉しくもありますが、もう現場に来れないのかと考えると少し寂しくなり何とも言い難い気持ちになります。
周りに障害物が無いと心配が減るため、余裕を持って電気工事ができる
新しく建設されたリサイクル処理場の鉄骨での作業は、高所作業車で高天井照明を取り付けるやり慣れた作業になります。
高天井用の照明が取り付け終われば、配線を通して照明取り付けからの接続で工事そのものは完了です。
本来稼働中の倉庫作業であれば、製造ラインの機械や配管含めてケーブラックがあちこちに通っているため、障害物も多く状況によっては照明取り付けの作業方法を考える必要があります。
その場合には、通路そのものも狭い場合が多く、狭い通路にどうやって高所作業車を入れるかなど現場を確認しながら何度も検証する形になります。
作業中においても、製造機器や配管などを避けての電気作業となるため、一つひとつの作業で神経をすり減らす分、集中力を切らさないようにこまめな小休憩をはさむ流れになります。
その点では、今回の現場は新しく建設した処理場倉庫なので、電気作業は職人視点で見ると気にせず作業を進められるためゆとりをもって作業をおこなえました。
単に物が無いのでラクな作業という訳ではなく、障害物が多い中での作業は通常よりどうしても周りに注意を払いながらの作業となるため、ひとつの作業に時間を取られるなど工事そのものの進行に時間が掛かります。
周りに障害物の無い環境というだけで、傷をつける心配もなくなるので、思い切って作業に集中できます。
集中できる電気作業は、余裕が結果に結びつきやすいため、納得できる電気工事になりやすく職人にとっても印象深い仕事になります。
養生ひとつで余裕を持って作業できるため、電気工事の仕上がりにも影響する
本来稼働中の倉庫作業であれば、機械や配管といった障害物の他に、生産に必要となる資材や棚が設置されているため作業による粉塵による汚れも気にする必要が出てきます。
特に飲食業や精密機械などの天井照明を取り付ける場合には、現場での作業を禁止される場合も多く、塵や粉に対して気を使いながらの作業となり、このような環境下では作業毎に清掃するため普段以上に作業時間が必要になります。
逆に養生作業をしっかり行っていれば、高所作業中に出た塵や粉も、最終的には舞い上がらないように包んで処理できるため作業中は作業そのものに集中できるため、養生ひとつとっても作業品質に差が出ると感じています。
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