絶縁抵抗試験と接地抵抗試験の実施とトラブルにも柔軟に対応する姿勢

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こんにちは。

今回の電気工事は「絶縁抵抗試験と接地抵抗試験」について




岡山県瀬戸内市の邑久町にて、駐車場の照明新設にともない「絶縁抵抗試験と接地抵抗試験」の電気工事を行ってきました。


この記事では「各回路ごとの絶縁抵抗試験と接地抵抗試験の基準値について、トラブルへの柔軟な対応」についてお伝えします。



漏電していないか各回路ごと確認するための絶縁抵抗試験


漏電や短絡事故を防ぐためにラインとアース間、ラインとニュートラル間で測定してから結果を基準値(通常1NΩ以上)と比較し設備の正常稼働を判断します。


測定値の正確性を保証するため、測定値には確実に回路が放置されていることを確認すると信頼性の高い試験結果を得ることができます。


絶縁抵抗値の精度が重要であるため、不十分な放電だと誤差が出たりするので放電時間を短くしすぎないように工夫したり、放電回路の点検を徹底することを意識して安全性を確保できるようにします。



車庫分電盤の絶縁抵抗値測定



車庫にある分電盤の照明回路を絶縁抵抗試験した時の画像で、ラインとニュートラル間を測定しました。


テスターの表示は「OL」となっており無限大(絶縁良好)を記しており正常です。



車庫幹線の絶縁抵抗試験



次は車庫の幹線を引っ張っている回路の測定で、「OL」で正常です。


絶縁抵抗を測定するときは時間とともに変化するので、数値が安定するまで3〜5秒かかるので待ってからちゃんとした数値を確認します。



新設外灯の回路の絶縁抵抗試験



新設の外灯の回路の絶縁抵抗測定です。


こちらも表示は「OL」で無限大なので正常です。


屋外回路では、雨天や湿度が高い場合は絶縁抵抗値が低下する事があるので、乾燥した環境で測定するのに注意します。



接地抵抗試験で目に見える化する安全のための基準値



漏電や感電事故を防ぐために電流が大地へ逃げられる状態が、正常になっているか確認するための重要な試験で接地抵抗試験があります。


接地極(アース棒)が正しく機能しているのか測定するためのもので、駐車場照明設備などでは外部環境を受けやすいため特にこの試験の実施は必ず行うべき欠かせないものです。


接地抵抗試験をすることでアース棒と大地の間の電気抵抗値を測定して基準値(通常100Ω以下)であれば正常で、基準値内であれば漏電時に電流が逃げる経路が確保されていると目に見えて確認できるので安全で法規制にも正常だと言えます。



基本を守りつつトラブルにも柔軟に対応する工夫


抵抗試験では安全性と正確性を確保するために「基本」を徹底していますが、基本どうりいかない時でも柔軟な対応を心がけています。


例えば抵抗値が上昇していれば、接地極が腐食していないかや、もし冬であれば土壌の凍結などによる原因が考えられるのでもっと深く掘るか追加で設置する対策を行います。


設置抵抗値が基準値の100Ω以下になってしまった場合は、水まきや接地低減材を使用して正常値に戻したり、抵抗値が不安定な場合は湿度の影響か配線の問題なので再確認するなどして対応します。


どんな状況でも解決できる柔軟な対応力を現場では培っているので安心して任せてください。



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