トラブル発生時にお客さま自身が触ることを想定した安全な分電盤に仕上げる

こんにちは。

今回の電気工事は「駐車場の照明新設工事」について




岡山県瀬戸内市の邑久町にて、駐車場の照明新設にともない分電盤の配線入れ込みと結線の電気工事を行ってきました。


この記事では「トラブル発生時に駐車場のオーナーさまが開けることの多い分電盤の安全とその仕上げ」についてお伝えします。


本日以降の工事工程は「接地抵抗試験の実施」になります。


次回の記事もお楽しみください。



万が一、駐車場オーナーが触っても大丈夫なように分電盤の開口は滑らかにする


分電盤を仮で設置場所に合わせることで完成したイメージが湧くので、同時に正確な固定する場所の位置出しと配線を通す場所をきめてマーキングします。


開口作業では配線が通せる大きさにホルソーで開口した後に、必ず切り口を面取りカッターもしくは鉄用ヤスリで削って滑らかにしておきます。


この削る作業をしない業者が多く、配線が傷ついてしまい漏電や短絡することもしくは劣化が早くなって早々に交換しなければならない事態になることもあります。


またもしオーナー様が触って手を切ってしまうようなことがないように私達は必ず開口を滑らかにして、配線や身体を傷つけない気遣いは欠かせません。



配線の入れ込み作業は分電盤と照明用ケーブルを傷つけないように2人作業で進める


分電盤の開口部はケーブルが削れないように面取り処理を行っていますが、ケーブルの配線入れ込み作業ではどうしても引っ張る工程上の理由でケーブルを擦ってしまうので2名作業でおこないます。


予算ややむを得ない理由で1名作業となる場合には、配線ケーブルや分電盤の開口部を傷つけないようにゴムブッシングで処理するか、大きさが合わないならビニールテープを巻いて万が一トラブル時にお客さまが触れても危険がないよう確実に作業をすすめます。



ブレーカーの設置と職人によるこだわり抜いた結線作業



分電盤を設置したあとは1次側からの引き込み用のブレーカー(主幹)と照明などに行く2次側のブレーカーをつけて結線作業を開始します。


分電盤には多くの配線が集まってくるので丁寧に確実にどこの配線か配線時に記入してるので判断しながら結線していきます。


中には「事務所が停電したから分電盤を見に行ったら廊下の回路のブレーカーが落ちている」という問い合わせもあります。現地調査で伺うと回路ごとに表示とは違う場所に誤結線されていたというケースもあります。



誰が見ても分かりやすい分電盤とはトラブル時に自分たちで確認できる分電盤


分電盤の配線を整理していく際に乱雑な状態で仕上げた結線だと、メンテナンス時の点検も大変で、漏電箇所を調べに来たはずが結線状況の把握から確認する形となり非常に効率の悪い作業となります。


その点、分電盤のどの配線も均等な長さで被覆を向いて、端子から被覆まで均等な長さで揃え曲げる箇所も一列になるように揃えることで、非常に見やすくメンテナンスなど管理しやすい分電盤に仕上げることができます。


納得のできる結線作業が終わったら、誰が見てもわかりやすいように配線にタグ付け作業をおこないます。


分電盤の表にラベルを貼っていき、何がどこにつながっているか明確にすることでトラブル時にもお客さま自身に確認いただければ早期解決に繋がります。



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