こんにちは。
今回の電気工事は「2変送りLBS切替工事」について
工場の受変電設備では、常に安定した電源を確保するために2変送りで構成されるケースがあります。
この仕組みを支えるLBS(負荷開閉器)は、電源を切り替える際に重要な役割を担っています。
しかし、稼働中の工場でこの装置を扱う場合、ほんのわずかな判断の遅れや接続の乱れが全体の停電につながるおそれがあります。
今回の現場では、生産ラインを止められない状況の中で、安全を最優先にしながら切替工事を行いました。
稼働中の工場で行う2変送りLBS切替は一瞬の判断が安全を左右する
生産ラインを止められない工場での2変送りLBS切替工事でした。
2系統の受電が切り替わるこの装置は安定した電源供給を守る重要な設備ですが、作業手順ミスが全停電を引き起こす可能性もあり緊張感を持って作業を行います。
現場ではどこで切り替えるかやどのタイミングで電源を移すかを見極める必要があるからこそ作業前にチーム全員で手順を共有し、確認を重ねながら安全を最優先に進めました。
生産を止めずに安全に切替えるための綿密な段取りと確実な手順が信頼をつくる
稼働中の工場では、わずかな停電でも生産に影響が出るため、段取りを間違うことは許されないので、安全を確保しながら進めるために受電ルートの確認と停電範囲の整理を細かく行いました。
事前に手順をシミュレーションし、作業中に迷いが出ないよう流れを固めてから現場で既設LBSの絶縁を測定し、導通試験で異常がないことを確認してから作業を開始します。
一方の電源を仮設ルートに切替えて、もう一方の回線で稼働を維持する方法で行い、LBSを取り外す際は接点部の焼損や緩みがないかを慎重に確認してから新しい機器を据え付けます。
とくに意識して行うことは各工程でポイントや注意点を声を掛け合い、作業の進捗を全員で共有しながら進めていきます。
試験受電では電圧変動もなく、切替もスムーズに完了でき、稼働を止めずに終えることができました。
想定外のルート干渉にも対応する事でミリ単位の調整で安全な切替を実現
現場で予想外だったのは、ケーブルルートが図面と異なっていたことでした。
2変送りの片側が別棟を経由しておりその途中に母線ダクトが通っていたため新しいLBSの端子と干渉するおそれがありましたが、ルート変更はできずわずかな誤差も許されない状況です。
そこで、母線とケーブルの隙間をミリ単位で測りながら通線の角度を慎重に調整しつつ、一つ動かすたびに干渉していないか確認をして干渉を避けながらケーブルを納めていきました。
通電後は絶縁値も安定し、切替時の電圧降下もほとんどなく、担当者の方から「稼働中とは思えないほど落ち着いた作業でした」とお言葉をいただきました。
安全を守るのは仕組みではなく人の意識的な声かけと確認の積み重ねが安心を生む
高圧設備を扱う現場では、どんなに慣れた作業でも油断は禁物です。
安全を支えるのは設備の性能ではなく、作業にあたる人の意識と作業員同士の連携だと考えています。
二人一組でトルクの確認を行い、測定値を記録に残しておくことと、導体部には酸化防止剤を薄く塗り、長期的な導通を維持する工夫を取り入れています。
切替前には全員で指差呼称を行い、操作順序を口に出して再確認することでこれからの流れを共有することができ、作業者同士の呼吸を合わせて現場に取り組むことができます。
こうした積み重ねが、緊張した現場でも安心して作業を進められる空気をつくることができるので安全を守るのは仕組みではなくひとり一人の意識を大切にしています。
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