地元ショッピング施設の高圧進相コンデンサの現地調査

こんにちは。

今回の電気工事は「進相コンデンサの更新にともないPCB確認」について



岡山県瀬戸内市の邑久町にて、ショッピング施設の進相コンデンサ更新にともない、現地調査の作業をおこなってきました。


その後の流れも別の記事にてご紹介するので、お楽しみしてください。



ショッピング施設の進相コンデンサを確認するため現地調査


地元の新鮮な野菜や果物、加工品などを販売する直売所で、おみやげも豊富に揃っている施設です。


冬には牡蠣が楽しめたり、みかんやいちごも体験しながら味わえる素敵な施設です。


バーベキューもできるようで、直売所で買った地元の食材をそのまま炭火で焼くこともできます。


そんなショッピング施設に必要な電力の進相コンデンサの確認をおこないます。



変成器(VCT)




変圧器(トランス)




高圧進相コンデンサ(蓄電器)



進相コンデンサは電力を効率よく使うために欠かせない機器です。


老朽化したコンデンサの使用を続けると突然の事故を引き起こす可能性があるため、定期的な点検と更新が必要です。



逆側から設置状況を確認します。


進相コンデンサには「PCB(ポリ塩化ビフェニル)」という物質が使われている可能性があります。


PCBは皮膚に悪影響を与える可能性があるため、高濃度PCBか低濃度の場合には絶縁油中PCB分析をおこなう必要があります。



高濃度PCBに該当するコンデンサは順番待ちするので半年後には確認して申請


高濃度PCBを含むコンデンサは、2026年までに必ず確認して、処理の申請をする必要があります。


高濃度PCBは、国が指定した専門の施設でしか処分ができません。


現在、全国に5か所しかないため、処分を希望する業者が殺到しており、処分まで数か月から1年以上も待つ状況です。


このため、早めに準備を進めて、順番待ちの登録をしておくことが大切です。


1)高濃度か低濃度かを確認する


使っているコンデンサにPCBが含まれているか、高濃度か低濃度かはメーカーに問い合わせすると分かります。


PCBは低濃度と高濃度によってその後の対応が異なります。高濃度PCBは申請に順番待ちするため急ぎでの対応が必要です。


PCB廃棄物の処理が順番待ちになる主な理由は、高濃度の処理施設が全国で5か所、そこに処理期限が迫っているため、駆け込み需要が増加していることにあります。


処理委託の申込みに事前に登録し、処理の順番を数か月から1年以上も待つ必要があるため、現在駆け込み状態になっています。


2)低濃度なら、コンデンサ更新と絶縁油中PCB分析はセットで考える


低濃度であってもPCBの確認が終わっていないコンデンサは引き取れないため、絶縁油中PCB分析をおこないます。


低濃度の場合には認定企業に処理を依頼する流れになります。一部の機器は分析時にコンデンサに穴を開けるため、分析後は新しいコンデンサへ更新する必要があります。



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