こんにちは。
今回の電気工事は「キュービクルを含めた電気工事」について
今回の電気工事で訪れた現場は、岡山県赤磐市の浸出水処理施設になります。
今後はこの浸出水処理施設にて、キュービクルと配線含め、処理施設に必要な操作盤や制御盤の電気工事をおこなっていきます。
本日は電気工事が進む現場の様子を交えながら、古い施設での図面についてや処理施設で起こりやすい腐食についてお伝えいたします。
浸出水処理施設現場の様子
今回の電気工事となる浸出水処理施設の現場では、埋め立てた廃棄物から、雨水が汚水として染み出してくるので施設で処理できるように集排水ピットに集めます。
集排水ピットに汚水が溜まり続けると、いつかは溢れて流れ出てしまうため、制御盤や操作盤で汚水の管理をおこないます。
汚水の水位に合わせてポンプを稼働させて、汚水を処理する施設に送り、最終的には基準値に達したものは川などに放流するためのものです。
集排水ピット操作盤の確認をおこないながら現地の撮影を進めます。
処理設備に敷設工事をおこなった様子です。
処理施設の操作盤や制御盤の最終確認を進めていきます。
制御盤の図面が無い場合には回路と運転を確認しながら状況を把握する
今回の現場は、新しく処理施設を立ち上げるところからのスタートなので、制御盤や操作盤といった図面を確認しながらの作業となりますが、かなり古くから稼働する施設の現場では思ってもみないケースがあったりします。
そのひとつに、施設の増設や改修が繰り返される中で、制御盤や操作盤の図面が更新されずに古い情報のままになっているケースや、図面そのものを紛失してしまっていて所在が分からないといった形です。
もちろん、「図面が無いので工事は進められません」とはならないので、現在の設備構成や配線などの回路情報を確認しながら図面の作成から進める場合もあります。
どのような機器が設置されているか、それらがどのように配線されているかを、時にはテスターを使って電気が流れているかなどをコツコツ地道に確認作業を進めます。
古い浸出水処理施設の場合には腐食や変色、穴あきなどで腐食性ガスを目視できる
図面が更新されていない、紛失して分からない状況の施設では、設備の管理も行き届いていない場合もあるため、腐食などを確認しながら設備の移設または設置場所の再検討をおこないます。
腐食性ガスを調べるには専用の分析機器を使って調査をおこないます。
施設の増設や改修が繰り返される古い浸出水処理施設の場合には、分析器を使う以前にあちこちに腐食や変色、穴あきなど腐食性ガスの影響を受けている設備を目視で確認できるため、将来的なトラブルを防ぐために環境調査を行います。
環境調査をおこない既存の設備が腐食性ガスの影響を受けていれば、制御機器の更新時期を延ばすためにも設置場所を再検討します。
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