キュービクル工事のケーブルヘッド(端末処理)、手際の良さはまさに憧れる電気職人の姿

こんにちは。

今回の電気工事は「キュービクル工事のケーブルヘッド(端末処理)」について




キュービクルの高圧ケーブルは導体(電気を通す部分)、絶縁体(電気を通さない部分)、シース(保護層)の3層で構成されています。


キュービクル内で高圧ケーブルを接続するため、接続しやすいようにケーブルヘッド(端末処理)の加工作業を行います。


同じ端末処理の作業でも電気工事屋さんや職人さんによって仕上がりに違いは感じるもので、電気主任さんからするとどうせ依頼するなら「作業はできて当たり前」できれば期待以上のサービスを受けたくなるものです。



キュービクルのケーブルヘッド(端末処理)の工事と言えど職人の技が詰まっている


キュービクルに高圧ケーブルを接続する場合には、絶縁する必要があるためケーブルヘッド(端末処理)の電気工事を行います。


キュービクルに使用される高圧ケーブルの端末処理では絶縁テープを全巻するため、3本を一気に端末処理すると慣れていても手が次第に痺れてきます。


太くて硬い整線して高圧クリートに固定、電工ナイフでシースを剥がし導体を剥いて露出させ、また絶縁テープで巻いてなど、ひとつひとつ細かい丁寧な作業が求められます。


手順ひとつ違っても安全に関わる内容なので当然で、ケーブルヘッド(端末処理)の工事と言えど職人の技が詰まっていて当然です。



エコケーブルの動線は固く、シースは剥きにくいため結構手間も時間もかかる


エコケーブルは鉛の代わりに、銅やアルミニウムの材料が使われているため動線が固いと言われています。


しかも、シースには柔軟性のあるポリ塩化ビニルが使われていたため剥きやすかったところ、エコケーブルでは強度もあるため剥きにくいと感じます。


ただ、エコケーブルは環境に配慮されたケーブルという点で、公共工事の場合にはエコケーブルが必須となるため、強度もあり柔軟性の少ないシース剥きは電気工事屋さんの視点だけ考えると職人泣かせの大変な作業になります。



ケーブルヘッド(端末処理)の手際の良さは、電気主任さんが見ても伝わるものが十分にある


目測で進めて圧着後に調整する高圧ケーブルのケーブルヘッド(端末処理)でも工事としては問題ありません。


ただ、ぴったり高さが揃っているケーブルヘッド(端末処理)と、高圧ケーブルもグネグネと曲がっている状態では工事の満足度という点は同じという訳でもありません。


というのも、キュービクル工事を依頼する電気主任さんからしても、美しさとまではいかずともキッチリ仕上がっている工事と、そうでない工事では言葉に出さなくとも「なんだかな」と感じている部分はあるものです。


予算と時間が許されない環境の中でも、固定点から高圧クリート・KIP接続点まできちんと寸法を取る、高圧ケーブルのシース剥きの手際の良さ、作業は見ていなくてもぴったり高さが揃った仕事の仕上がりには職人技を感じているものです。



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