こんにちは。
今回の電気工事は「CVケーブルの欠損による事故」について
CVケーブルは、寿命が大体10年程度と言われているため、そこまで気にすることなく工場を稼働しているところも多いと思いますが、近年ではそのCVケーブルが原因で事故が増えています。
CVケーブルが引き起こす事故として、代表的なのは被覆が劣化により破れて芯線がむき出しになり、短絡を引き起こしてしまうケースや漏電によるブレーカーが落ちるケースがあります。
これらを未然に防ぐために、どのように確認をしたらよいのかについて、目視での確認が有効ですが確認をするためには、かなりの労力が必要となり大変な作業となります。
ケーブルの点検は、保安協会からの安全点検で基本は大丈夫
工場で務めて年数が経っていると、今までケーブルのチェックなんてした覚えがないと、急に不安になってしまいますが、保安協会が年次点検の時にある程度チェックをしてくれます。
年次点検の時は、チェックリストがありそれに従って引込線や引込口配線など目視点検をしているだけでなく、メガーを使って絶縁抵抗値を測定しているためそこまで心配はいりません。
しかし保安協会もすべての箇所を点検しているわけではないため、全く心配がないというわけではなく、タイミングによっては点検をしていても事故が発生する可能性はあります。
どうしても心配な場合は、メガーだけじゃなく目視での点検が重要
ご自身で点検をしようと考えたときに、まずは簡単なメガーで測定をしようと思っても、メガーで測定できない部分もあるため、全く意味がないとは言いませんが過信しすぎるのは危険です。
点検をする場合は、必ず目視で1つずつ被覆が傷ついていないか、配線が無理な方向に曲げられていないかなど入念に確認する必要があり、かなりの労力がかかります。
工場の規模にもよりますが、点検には人数と時間が必要なため、そこまでの余裕がないという場合は、電線の接続部分は特に劣化しやすいので、そこを確認するだけでも事故が起こる可能性を減らすことができます。
特にソーラー発電の部分は、事故が多いため注意してみる
オフグリッド・ソーラー発電を設置している場合は、屋外に設置されているため特に注意が必要で、CVケーブルは、耐候性はありますが日光にあまり強くないため劣化しやすいです。
特に接続部分を見てみると、外被を剥いて心線がむき出しの状態で接続されていることもあり、このような状態だと被覆が劣化して短絡の原因になるため、必ず確認したほうがいいでしょう。
日光に弱いならCVケーブルを使わなければいいのにと思いますが、CVケーブルは耐熱性に特に優れた電線のため、どうしてもソーラー発電のような発電装置には、使う機会が多くなってしまうのです。
劣化などが確認されたら電気工事業者に相談ください
CVケーブルを引っ張ってどのくらい年数が経ったか覚えている工場も少ないと思いますので、電線は劣化するため、定期的に目視で確認をするのが安全に工場を稼働できると思います。
実際に目視で点検をしてみて、危険だと思う箇所を発見してもどこに相談したら良いか悩んだら、まずは電気工事業者にCVケーブルが怪しい気がすると連絡を頂ければすぐに駆け付けます。
仮に目視で確認する余裕がなく、どこかに依頼をしたい場合も電気工事業者が対応できますので、危険箇所を効率よく調査し、心線がむき出しになっていれば補修するなど、その場で対応します。
CVケーブルを目視点検している時に、危険個所を発見して電気工事業者にすぐに来てほしい場合は、地域密着型の電気工事業者なら近くで作業をしている可能性もあるので、すぐに駆けつけることができます。
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