こんにちは。
ミヨシ電工は、岡山県瀬戸内市を中心に、住宅や工場の電気設備工事、更新工事や工場設備メンテナンスなど、幅広い電気工事サービスを提供しております。
「工場で使う電力を増やしたいけれど、高圧受電契約で負担が増えるのは避けたい・・・」とお悩みの工場経営者様も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが「自家発電設備」の導入です。
今回の記事では、自家発電設備の種類や導入のメリット、注意点についてご紹介します。
自家発電設備とは?
「自家発電」とは、専用の設備を用いて「電気を自ら発電すること」です。
自家発電する設備は「常用自家発電設備」と「非常用自家発電設備」の2つに分類されます。
▼常用自家発電設備
常用自家発電設備とは、電力会社からの電力供給の有る・無しにかかわらず、常に稼働している状態の自家発電設備です。
太陽光発電システムや、ガス発電(燃料電池システム)などが挙げられます。
▼非常用自家発電設備
非常用自家発電設備は、災害時などの停電によって電力会社からの電力供給が途絶えてしまったときに、予備電源として稼働させる自家発電設備を指します。
防災設備や保安設備、病院などに電力を供給する目的で設置されるものです。
自家発電設備の種類5つをご紹介
自家発電設備には「常用」と「非常用」があることをご紹介しましたが、ここからは「常用自家発電設備」の5つの種類について解説します。
①太陽光発電システム
太陽光発電システムは、屋根の上や敷地内、カーポートの上などに設置した太陽光パネル(ソーラーパネル)を通じて、太陽エネルギーを電力に変換する設備です。
家庭や企業に広く普及しているので、「自家発電=太陽光発電」でイメージされている方も多いのではないでしょうか?
②ガス発電(燃料電池システム)
ガス発電(燃料電池システム)は、都市ガスやLPガスから抽出した水素と、空気に含まれる酸素を化学反応させて発電を行う設備です。
家庭用燃料電池の「エネファーム」がよく知られています。
③風力発電装置
風力発電装置は、太陽光発電と同じく「再生可能エネルギー」の一種です。
風力タービンを設置して風力エネルギーを電力に変換することで自家発電を行います。
風の強い地域や沿岸などに設置されるのが一般的です。
④バイオガス発電
バイオガス発電とは、食品廃棄物や汚泥、家畜の糞尿等の湿分の高い原料をメタン発酵し、バイオガスを発生させ、そのバイオガスを燃料に使用して発電するものです。
廃棄物の再利用と、エネルギー生産を組み合わせた持続可能なエネルギー供給手段として注目されています。
⑤マイクロ水力(マイクロハイドロ)発電
マイクロ水力発電とは、小規模な水力発電を利用して行う自家発電設備です。
小川や小さな河川など、水の流れを利用して水車やタービンを回し、発電機によって電力を生成します。
低コストで効率よくエネルギーを取り出せるのが利点です。
工場で自家発電設備を導入するメリット
上記でご紹介したような「自家発電設備」を設置すれば、ピークカットに大きく貢献できます。
ピークカットとは、1日のうち最も電気を使う時間帯(ピーク)に自家発電で電力をまかなうことで、電力会社から買い取る電力量を削減(カット)することです。
自家発電設備を導入すれば自ら電力の生成が可能になり、電力会社など外部からの高圧受電契約の回避に役立ちます。
工場で自家発電設備を導入するときに注意したいこと
再生可能エネルギーを活用できるため環境にもやさしく、高圧受電契約の回避にも役立つ「自家発電設備」ですが、設置や運用にはコストがかかります。
技術的な知識も必要になり、設備の設置場所を適切に選ぶことも重要です。
工場がある地域の法規制(電気業法)や安全基準への配慮も求められ、定期的なメンテナンスも欠かせません。
夜間に工場を稼働させる場合は、蓄電池の導入も検討した方が良いでしょう。
自家発電設備の設置を検討する際は、専門家に相談しながら進めることが重要です。
ミヨシ電工では、自家発電に関するご相談も承っております。
ぜひお気軽にご相談ください!
創業30年を超える実績と豊富な経験で、あらゆる電気工事に対応
ミヨシ電工は、岡山県に拠点を置き、30年以上にわたり、工場を中心に店舗、オフィス、住宅など、幅広い電気工事を手掛けてきた実績と信頼がございます。熟練の電気工事士が、お客様のニーズに丁寧にヒアリングを行い、最適なプランをご提案いたします。どんなに難しい現場でも諦めず、最後まで責任を持って施工いたしますので、安心してご依頼ください。
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