こんにちは。
今回の電気工事は「ブレーカー落ち」について
新しい機械を導入するたびに、設備に必要な電気容量の確認ができていれば、突然ブレーカーが落ちるようなストレスは感じなくて済みます。
工場は常に稼働中で、生産に余裕のあるところばかりでは無い場合、頭では分かっていても、電気工事の段取りをする手間を考えると、「とりあえず使えるならこのままで」と見て見ぬふりをして、新しい機械を導入してしまうケースは少なくありません。
特に、街の小さなタイヤ交換店で従業員が1人や2人の規模だと、何から何まで自分でこなさなければならず、やるべきことは山積みになりがちで、日々の業務に追われているからと電気の点検は「後回しにできるから」とついつい放置されがちです。
普段からやることは山積みで、壊れても修理しながら使えるまで使う
今回は近所で見かけるタイヤ交換をメインでおこなう小さな修理工場のケースに当てはめて紹介いたします。
特に従業員1名から2名規模の修理工場の場合、仕事の何から何まで自分でこなす必要があるため、やることは山積みで日々後回しになっている場合も多い。
そんな中、タイヤチェンジャーやホイールバランサー、車両を持ち上げるリフトや大型のエアコンプレッサーなど、モーターで駆動する機械が故障したとなってはお手上げの状態にもなります。
もちろん都度新しい機械を導入できれば良いが、騙しだまし修理しながら使えるまでは使い倒す。
省エネ機とは言え性能が高くなっている分だけ消費電力も大きくなる
そうしているうちに何世代も機械のモデルチェンジが行われて、いざ入れ替えようと思うと、同型の機械は生産終了しているといった場合も多いようです。
新しいタイヤチェンジャーやホイールバランサーを選んでみると、省エネ設計になっていたり、以前とは段違いの作業効率になっていたり性能が格段にアップしていて使いこなせるか心配になったりします。
ただ、省エネ機とは言え性能が高くなっている分だけ消費電力も大きくなっている訳で、消費電力が多くなる分、工場で使える電気容量が足りなくなっていきます。
別の機械も壊れたからと繰り返し導入すると電気容量が足りなくなる
1回の導入で急に電気容量が足りなくなるといったケースは少ないものの、1回いけたから大丈夫と、別の機械も壊れたからと繰り返し新しい機械を導入すると、増えた消費電力の積み重なりでいつかは電気容量が足りなくなります。
例えばタイヤチェンジャーが調子悪いので入れ替えをおこなった場合だと、タイヤ交換の作業でタイヤを取り外すのにタイヤチェンジャーを使い、その一連の流れでホイルバランサーを起動、複数の機械を同時に稼働させた途端にブレーカーが落ちるといった形です。
ブレーカー落ちが稀なほど、放置しやすく急停止で機械が痛んでいく
タイヤチェンジャーやホイールバランサーのように分かりやすいタイミングでブレーカーが落ちる場合、原因も特定しやすく電気屋さんを呼んで早期解決しやすい。
稀に、電気容量がギリギリで、普段行わない稀な作業が発生した場合にブレーカーが落ちるといった場合にはそのままやり過ごしてしまう場合が多いです。
リフトでエアコンプレッサーを稼働させたまま、タイヤチェンジャーとホイールバランサーでタイヤ交換をおこない、ホイールまわりの簡単な修理で溶接作業をおこなったタイミングでブレーカーが落ちるといったケースです。
導入したメーカーに機械をチェックしてもらっても問題ない、たまにしか起こらないので予測しずらい、急停止を繰り返す内に各機械の負荷も増えていくといった負の連鎖がおこります。
ブレーカーを入れなおしたら作業できるからとちょっとした作業中断のストレスを放置しないで、忙しければ1年に1回だけ確認の日を設けて電気の点検に呼んでいただけると嬉しいです。
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