【EFPの敷設と照明柱基礎据付作業】丁寧さと慎重さを兼ね備えたプロ仕様

こんにちは。

今回の電気工事は「駐車場の照明配線工事」について。




岡山県瀬戸内市の邑久町にて、駐車場の照明新設にともない、「EFP敷設と照明柱の基礎据付」作業を行ってきました。


このあとの大まかな流れは「EFP配管を敷設するときの準備と手順、またその時に施工不良を起こさないために必ず行うこと、照明柱を固定するための手順とコンクリート打設の注意点」を書いています。


その後の流れも別記事にてご紹介するので、お楽しみください。



EFP配管敷設の準備と敷設前に必ず行っておくべき勾配チェック


まず前回掘った管輅が設計図通りの深さと幅が確保されているか、管輅のルート上に障害物等はないか、配管の勾配が正しいか、何回も確認して自信を持って大丈夫だと言えるくらい確認します。


特に、勾配は排水性能に直結しているので土で埋めたあとではどうしようもなく取り返しがつかないので、慎重に焦らず2人以上の人数でダブルチェックをしておきます。

ほかにも安全対策として、掘削周辺をカラーコーンで区画して転倒転落防止対策や第3者の立ち入り防止のための仮囲いなどの準備を怠らないようにけが人が出ないような対策をしておきます。


理想は天気の良い日に作業するのがベストですが管路に水が溜まっていたり土壁が崩れていたりする場合は溝内の整地と排水ポンプによる処理を行う可能性があることを頭に入れて排水ポンプを準備します。



EFP配管の敷設作業!異物混入や配線ルートの最終確認


EFP配管は電気を流す配線を守るために使うので敷設作業は精度の高さが求められ、設計図をもとに配管ルートを確認してマーキングしたあとにEFP配管を適切な長さに切断します。


また綱手部分では代替品などではなくメーカー推奨の専用接着剤を使用して、雨水等が入って腐敗するのを防ぐために既存配管との接続は確実に密閉処理をしておきます。


埋め戻す前に配管をなるべく直進になるように調整したのちに、専用の固定金具で適切な傾斜を確保をしておくことで埋め戻しをしている間にズレてしまうのを防止しておきます。


それから通線していき通線後は配管へ異物が入らないように隙間を養生テープや防水性能がある配管パテで開口部を保護したあとに埋め戻す準備に取り掛かります。



照明柱基礎の型枠準備と数ミリのズレも許さないアンカーボルトセット作業


照明柱基礎据付の施工は、はじめにコンクリートを流して形を作るための型枠の設置とアンカーボルトの固定が作業を効率よく進めるための肝です。


型枠はしっかり固定しておかないとコンクリート打設で歪んでしまうので隙間や変形がないかたしかめておき、それからアンカーボルトを決められた位置に設置するときは必ずズレないようにします。


この作業で位置や角度がズレてしまうとポールが傾いてしまう原因になります。


2人作業ができれば1人が支えてもう1人が固定すると楽ですが、1人でもレーザーか水平器を使用すると楽に調整でき少し集中力がいりますが、仮留めをしたあとに調整しながら本締めをするとスムーズです。


配線用スリーブもこの段階で設置しますが、EFP配管との取り合いを確認しながら正確な位置を決めておくとズレて後で配線が通らなくなってしまうのを防ぐことができます。


あと、雨が降ると型枠内に水が入ってしまうので防水対策として養生シートの使用やブルーシートを忘れず丁寧すれば、仕上がったときとても綺麗で補修等がなく仕事もスピーディーに終えることができます。



コンクリート打設作業と完璧な表面仕上げ作業


照明基礎のコンクリート打設は最後の大事な工程となるので確実な作業で満足のいく丁寧な仕上がりにするためにまず型枠やアンカーボルト、スリーブの位置をしっかり確認しておきます。


型枠が緩いとコンクリートの圧力で変形して形が崩れるだけでなく、周辺にアスファルトが飛び散って汚れてしまうので補強が甘くないか、隙間が空いていないか特に注意して再チェックします。


次に、型枠にコンクリートを流し込む際はバイブレーターで気泡を抜きつつ入れ込んでいきますが、やりすぎると逆に品質が落ちるので加減を意識しながら気泡を抜いていきます。


流し込みが終わったら、乾く前にコテで表面を平らに焦らず、均等に仕上げていき、特にアンカーボルト周りは丁寧に整えないと後で柱が傾く原因となってしまうので注意です。


最後に天候や気温に注意して養生シートかブルーシートで覆い雨やゴミを防ぐ対策をしておき、乾燥中は振動や衝撃がないよう立ち入り禁止措置を行います。


このようにミヨシ電工はこれまでの現場経験を活かし、細部まで丁寧な施工と確認、安全管理を徹底しています。


配管や基礎工事の品質は常に高く意識しており、トラブルを未然に防ぐ工夫や1つ1つ丁寧な施工を心がけることによって、お客様の資産を長期的に安全を保てるような施工をしていきます。



創業30年を超える実績と豊富な経験で、あらゆる電気工事に対応


ミヨシ電工は、岡山県瀬戸内市を中心に、住宅や工場の電気設備工事、更新工事や工場設備メンテナンスなど、幅広い電気工事サービスを提供しております。


また、ちょっとした工場や倉庫の高所LED交換も経験豊富なプロが安全・迅速に承ります。高所作業は危険が伴うなど、万が一の転倒や感電などの事故を防ぐためにも、高所LED交換は無理せず専門業者にお任せください。



岡山県に拠点を置き、30年以上にわたり、工場を中心に店舗、オフィス、住宅など、幅広い電気工事を手掛けてきた実績と信頼がございます。熟練の電気工事士が、お客様のニーズに丁寧にヒアリングを行い、最適なプランをご提案いたします。どんなに難しい現場でも諦めず、最後まで責任を持って施工いたしますので、安心してご依頼ください。


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