こんにちは。
今回の電気工事は「キュービクル換気扇の交換」について
キュービクルは、気温が高くなる時期だと熱が原因で機器の劣化や保護継電器の誤作動に繋がるため、換気扇を設置することでキュービクル内の温度を管理しています。
換気扇の交換は、トイレや部屋についているコンセントから電源をとっているものと異なり、作業には保安協会に連絡をとるなど安全に作業を進める準備が必要で、簡単に作業に取りかかれるわけではありません。
また安全面において、1つ工具を落としただけで大きな事故に繋がる恐れのある危険な現場のため、現場経験の豊富な電気工事業者に依頼することが一般的です。
キュービクルについている換気扇は、電気工事業者が交換できる
換気扇の交換だけならわざわざ依頼するほどでもないと考えそうですが、トイレや部屋についているコンセント式のものと違い、キュービクルで作業となると電気工事士の資格が必要です。
また高圧設備での作業となるため、自分で暇なときに交換しようという気軽な施工ができないので、電気工事業者に相談をして適切な手順を踏む必要があります。
作業は、既存の換気扇と同等品であれば時間はかかりませんが、キュービクル内の温度を40度以上にならないよう、自動調整器がついていることが一般的なのでこちらの劣化も合わせて確認します。
工具や部品がキュービクル内に落ちないよう細心の注意を払う
換気扇の交換は簡単なのになぜ電気工事業者に相談しなければいけないのか、その理由の一つに高圧設備での作業のため、一度のミスが大きな事故に繋がる危険性があります。
例えば工具を落としてキュービクル内の機器を傷つけてしまうと、工場自体が稼働できないだけでなく、通電している部分に工具が接触すればケガや周辺の機器に影響を与えてしまいます。
キュービクル内の機器は、受注生産品も多いため数か月間は工場が稼働できない悲惨な事態となるため、電気工事業者が対策をして安全に作業を進める必要があります。
換気扇も電線の劣化によって漏電に繋がる恐れもある
キュービクルに接続されている換気扇も電気を供給して動いているため、当たり前ですが電線が使用されています。
電線の接続部分は、絶縁が弱い部分のため劣化によって漏電を引き起こす可能性があり、キュービクルの漏電となると保安協会が急いで駆けつけて調査を行うことになります。
キュービクルの稼働がすべて止まった状態で入念な調査が始まり、連絡を受けた会社関係者も駆けつけ設備管理を怠ったわけではないけど、焦りと不安の中で辛い時間となります。
設置してから年数が経っている場合は、換気扇が原因で短絡などが起きないか電気工事業者に相談すれば、調査をして接続部分が劣化していないかなど調査ができます。
危険な作業となるので電気工事業者にご依頼ください
キュービクルは工場の電気を供給している高圧部分であり、死亡事故や工場全体の電気が止まる危険性のある場所のため、どんなに簡単な施工でも安易に施工をするのは危険です。
特に換気扇の取り付けなら資格があれば誰でも取り付けられると思いますが、キュービクル作業となると事前準備や作業中のリスクが高いため、プロにお願いしましょう。
電気工事業者であれば通電部分に保護シートを使用し、短絡や感電事故に繋がる原因を事前に対策をすることで、安全面を考慮した施工で不注意による事故の心配も要りません。
キュービクルの工事は、工場全体に影響を与えるおそれがあり、依頼するなら丁寧に施工をする電気工事業者にお願いしたいですが、探してもなかなか決めかねてしまいます。
ミヨシ電工は、事故が起きないよう養生など施工前の準備を大事にしているため施工中に起こる可能性のあるものを事前に共有して作業にあたることで安全に作業を進めます。
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