食品の安全を守るために電気屋さんができる異物混入防止策 

こんにちは。

今回の電気工事は「食品工場での電気工事」について




食品工場における電気増設工事は、食品の安全性を確保するために作業の安全以外にも細心の注意を払う必要があります。


特に工事中の異物混入はお客さまへ重大な損失を与えてしまう問題となるため、電気工事業者としてできる対策を徹底しなければなりません。


電源増設作業そのものは、幹線ケーブルの延線を行うためにケーブルを送り出す側の役割と、引き込むために中間でサポートする人、末端で引っ張る3人に分かれて作業を行ないます。


今回の記事では、食品の安全を守るために電気屋さんができる異物混入防止策についてご紹介いたします。



切り粉や屑が飛び散らないように、加工場の周囲を2重養生で覆う


食品工場での電気工事は異物混入を防ぐために食品工場に入る際にも、安全教育を受けて合格した者のみが許可されるなど厳重な管理体制の下で作業を進められます。


実際の電源増設作業においてまずは、電源を供給する制御盤から新たに導入する設備までの配線ルートを確認し、ルートがなければ新たにケーブルラックや配管を敷設します。


配線を加工する際には、切り粉や屑が飛び散らないように周囲を養生で2重に覆うなど、加工の粉塵や後処理を考え必ず指定された場所で行い異物混入を防ぎます。



生産再開の際に異物混入が起こらないよう細心の注意で作業を行う


作業を行なう周囲の生産機器には、作業中の粉塵などが生産機器に付着し生産中の商品に混入しないように、透明な養生シートを被せて覆います。


養生材を透明にすることで生産機器との距離感が明確になり、高所作業車や脚立を使用する際にも機器に接触して損傷させてしまうリスクを大幅に軽減できます。


養生を確実に行なったら作業内容は通常の幹線ケーブルの延線で、ケーブルを送り出す人、末端で引っ張る人、中間でサポートする人に分かれて作業を行ないます。



限られた範囲でも、最大限の作業スペースを確保することが重要


安全な高所作業を行うためには自分自身の身を守るだけでなく、周囲の安全にも配慮しながら作業スペースの確保が重要です。


狭い範囲での作業は工具や資材などの物損が起こりやすく、気にしながらの作業となるため、普段なら1時間で終了する作業もいつも以上に時間をかけての効率の悪い作業となるためです。



作業だけでなく、口に入れる環境だからこそ身なりにも気を使う


食品工場での電源増設作業は、人が口にするものを扱う工場であるため作業によって起こる異物混入対策も重要ですが、作業を行う作業者の衛生管理も求められます。


電源増設に伴う高所作業ではケーブルラックがホコリで汚れていることが多く、作業員の服装や足裏から異物が混入するリスクが高まるため、作業服や靴を清潔に保ちこまめな清掃を心掛ける必要があります。


工場の中を汚れた作業着での移動は、食品の安全を守るために日々努力されている生産ラインの方が目にした際の印象も考えて作業を行う必要があると考えるからです。



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