こんにちは。
工場や事務所・店舗の電気工事・省エネ工事を手掛ける岡山県瀬戸内市のミヨシ電工です。
さて、工場や大規模施設での電気の引き込みで要となるものがあります。
それが「PAS」とも呼ばれる「高圧気中開閉器」です。
これは電力会社とお客さまの責任分界点に設置される保護装置のことを指し、万が一お客様側の設備で電気事故が発生した場合に、近隣への波及事故(近隣を巻き込んだ停電事故)を防ぐという役割をもっています。
もちろん、その先のキュービクル内にも、LBS(負荷開閉器)やVCB(真空遮断機)といった保護装置がたいてい搭載されていますが、これはあくまでもキュービクル内の保護であり、キュービクルとキャビネットをつなぐ高圧ケーブルの地絡・短絡事故を防ぐことはできないのです。
つまり、高圧気中開閉器が設置されていない事業所は、高圧ケーブルに地絡・短絡事故が発生した場合、波及事故につながる恐れがあります。
さてこの地域への波及事故を防ぐ重要な高圧気中開閉器ですが、耐用年数があります。
屋外に設置されているため状況によって異なるかと思いますが、一般的に推奨されている交換時期は、10年~15年と言われています。
ミヨシ電工では、高圧気中開閉器の施工・点検・交換もおこなっております。
キュービクルや高圧ケーブルの経年劣化が気になり始めたら、ぜひ高圧気中開閉器の点検も併せて、ミヨシ電工までお気軽にご相談ください!
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