こんにちは。
今回の電気工事のブログは「ノーヒューズブレーカー」について
前回、岡山県岡山市の北区にて、新しい加工処理のラインを増やすため、新規の設備電源と各モーターへの配線、増築場の照明工事にともなう「現地調査」に伺ってきました。
加工処理場を拡張し受注量を増やすために、敷地内では加工場の増築工事が進められていました。
ついに、新しい加工場の現場で鉄骨などの構造部材の組み立てが完了したとの連絡を受けて、現地に伺ってきました。
メッセンジャーワイヤーの取り付け位置を確認
現場が遠いと気軽に現場へ寄るなども難しくなってきますが、お声がかかれば近くを通った際にできるだけ行くようにしています。
複雑な工事を除いて配線図や計画図で済ませる場合もあり、作業を進めながら問題が起きた場合など直前で内容に変更が入るケースもよくある話です。
変更に合わせて電気工事に必要な拾い出しを行わなければならないため、最後に聞いていた話と相違無いか現場に足を運んで実際に確認します。
別の角度から建物の鉄柱を撮影しました。
こちらにメッセンジャーワイヤーを取り付け電力ケーブルを引き込み架空配線工事をおこないます。
既存の処理場に設置する腕金位置も確認します。
寸法の計測も終わり、本日の拾い出しは完了です。
高トルクのモーターには過電流を防ぐノーヒューズブレーカー
ノーヒューズブレーカーは過電流や短絡の発生で遮断するためのブレーカーで、漏電を防ぐためのブレーカーとは少し役割が異なります。
過電流や短絡の発生を遮断してくれるので、事故があった場合に金属をリサイクルしてくれる金属破砕機・搬入コンベア・選別機などの機械を守ってくれます。
特に過電流はモーターの故障で起こりやすく、リサイクル処理をおこなう工程の中で、重たい金属を粉砕してベルトコンベアで送り出すためのモーターは欠かせません。
金属をリサイクルするベルトコンベアは高いトルクになりやすく、始動時には電流も大きくなるため過電流の保護装置が作動する可能性があります。
事故やリスクに目を向けるのも大事、もっとも大切なのは安全に生産性を高め続けられる環境
重たい金属を運び続けることでモーター内の絶縁性能や摩擦なども起こりやすく、モーター部品に負荷がかかり続ければ続けるほど故障のリスクは高くなります。
大事なのは金属破砕機・搬入コンベア・選別機などの設備を守りながら、安全にリサイクル処理の生産性を高め続けられる環境をキープすることだと考えています。
設備の定期的な点検やメンテナンスと合わせて、電力ケーブルなど幹線の点検やメンテナンスも同じように行い管理できると、結果的に故障による設備の購入による無駄な出費を抑えられることに繋がっていきます。
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