老人福祉施設のキュービクル設備、入居者がいるので停電中は仮設電力で供給

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こんにちは。

今回の電気工事は「老人福祉施設のキュービクル設備」について




福祉施設のため何日も工事できる訳でもないため、日が暮れるまでには完工に向けて作業を進めていきます。


朝の6時から絶縁測定と接地を取り、キュービクルの増設・更新工事がスタートとなり、同時並行で電気主任技術者が効率よく年次点検も進めます。


今回の記事では老人福祉施設のキュービクル工事においての停電が施設利用者にとって重要な点と仮設電力を使った工事についてお伝えします。



キュービクル設備の増設や更新工事での停電は利用者にとって大問題


そのためキュービクルの増設や更新工事において電気を止めることはあまり影響はないようですが、老人福祉施設を利用する方にとっては大問題です。


階段での転倒をきっかけに老人福祉施設に来られている方や、足の調子が辛く車椅子を利用する方にとってもエレベーターは欠かせない移動手段です。


福祉施設に勤める職員さんはというと、原則エレベーターの利用が禁止されておりますが、食事の配膳ワゴンでの移動はエレベーターが欠かせません。



電源供給を必要とする低圧幹線からケーブルから優先して作業


仮設電力を使ったキュービクルの更新工事では、電源供給を必要とする低圧幹線からケーブルから優先して作業を進めます。


キュービクルから低圧幹線を抜き、仮設盤に接続、電灯盤とエレベーターに電源供給を行います。


福祉施設を稼働させるために必要な電力の確保ができてから、本題のキュービクル増設・更新工事を行う流れとなります。


仮設電力の設置は早朝からでは間に合わないため、前日に既存キュービクルまで引き込み作業を完了させておきます。



単に箱体を取って新しいキュービクルを設置するという話でもない


キュービクルの更新工事といっても、単に箱体を取って新しいキュービクルを設置するという話でもない。


まずは、電力会社のメーターは既存のものを使うので取り外し撤去、キュービクルを搬出するため全てのケーブルを離線していきます。


キュービクルからの離線作業は複数の作業員で一気に進めて時間を短縮します。


離線作業が終わったらいよいよ、既設のキュービクルの搬出になり、やっとここまでで折り返し地点で完全に日は昇っている状態です。


各ケーブルの離線作業で混み合っていた現場も、搬出時には進められる作業が無いため次の段取りなど全て済ませた職人さんが一息つける時間帯です。


受電盤、コンデンサ盤などのキュービクル撤去が完了したら、いよいよアンカー打設作業に取り掛かります。



キュービクル据付が完了したら仮設に繋いでいた低圧幹線を接続


キュービクル据付が完了したらキュービクル内の低圧幹線を進め、おなじみのケーブルの端末処理に取り掛かります。


耐圧・リレー試験の準備を進めながら、耐圧試験前の絶縁測定を行います。


耐圧試験・OCR試験が完了したら、やっと仮設に繋いでいた低圧幹線をキュービクルに接続する作業となります。


送電が完了すればひと安心ですね。



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