こんにちは。
今回の電気工事は「主幹ブレーカー(漏電ブレーカー)取り替え工事」について
利用しなくなった動力設備があるので主幹ブレーカーのアンペア数を変更したい。
どのような注意点があるか、ブレーカーのアンペア数の選定や不随する工事は何があるのか。
どの程度の設備を使わなくなったのか確認します。
元々小規模な動力設備を使わなくなったのであれば主幹ブレーカーをわざわざ交換する必要はありません。
正攻法としては使わなくなった動力設備をリストアップし、できれば仕様書があればそこから正確な情報(電圧、電流、消費電力など)を得ることができます。仕様書がなければ使わなくなった動力設備に付いている銘板から情報を得ます。
ただ、この作業は時間がかかりますし仕様書を探す労力、銘版がかすれて見えない可能性もあります。
現実的には今現在何アンペア使っているか計測できる「クランプメーター」という計測機器を使います。
何アンペア使っているか調べたらブレーカーの選定にうつります。
クランプメーターで何アンペア使っているか調べたらブレーカーの選定にうつりますがここで注意点があります。
例えば現在50アンペアしか使っていなかったとしてもたまたまかもしれません。時間帯を複数に分けたり日を改めたりする必要があります。
また、季節によっても異なります。エアコンを使わない日や暖房をガンガン使う日などもあります。もしかしたら生産設備の停止日かもしれません。
このあたりは施主様とよくコミュニケーションをとる必要があります。
使っているアンペア数が分かったらブレーカーの選定にうつります。
100アンペア使っていたので直近上位の125アンペアにするか、不安だから150アンペアにするか打合せで決めます。
ブレーカーを格納している制御盤の内部の状況によっては取り付けられるブレーカーの形状が限られる場合があるので制御盤のメーカーに依頼することもあります。
ブレーカーの選定が終わったら取り替え作業を行います。
既存のブレーカーを取り外す作業にうつりますがここでも注意点があります。
既存のブレーカーを遮断しても二次側の電気しか遮断できません。一次側は活きています。一次側の先のブレーカーも遮断しなければならないので施主様と事前に打合せする必要があります。
一次側と二次側が無電圧になっているか検電器、テスターなどを用いて確認してから既存のブレーカーを取り外して新しいブレーカーを取り付けます。
取り付けたらブレーカーは遮断した状態で一次側を活かして電圧測定や検相を行います。
問題なければブレーカーを投入し漏電遮断器ならばテストボタンを押して正常に動作するか確認をして作業終了です。
ブレーカーのアンペア数を変える際に間違えてはいけないことは、定格電流を適切に選定することです。
定格電流が低い場合、頻繁にブレーカーが落ちてしまいその度にブレーカーを上げに行くことになり不便です。
逆に定格電流が高い場合、主幹では問題ありませんが明らかにオーバースペックな場合は金額が高くなるためあまりおすすめしません。
やはり調査を的確に行ない、適切な定格電流のブレーカーを選定することが重要です。
また、お客様自身で定期的にブレーカーを目視点検をすることによりほこりや虫などが原因の漏電・火災を未然に防ぐこともできます。
当社では点検も承っておりますので専門の知識を持ったスタッフによる、今後も安心・安全に電気設備を使っていただけるように精一杯対応させていただきます。
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